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周辺地域、不安続く 鈴鹿の殺人、登下校見守り強化

 鈴鹿市の住宅街で十三日に解体作業員横山麗輝(よしき)さん(25)が殺害された事件を受け、小さな子どもを持つ住民らは不安な日々が続いている。市教委は登下校時のパトロール車の巡回を増やすことを決め、学校も教員やボランティアによる見守りを強化している。

 市教委は十四日から、嘱託職員らによるパトロール車六台の巡回を強化。通常よりも長く、朝の一時間と夕方の三時間、事件のあった稲生地区を中心に、通学路に異変がないか確認している。教育支援課の神原由明課長は「子どもが狙われたわけではないとはいえ、とても大きな事件。変に恐怖心をあおることがないよう、丁寧に対応していきたい」と話した。

 現場近くの稲生小学校は、全校児童に一人で下校しないよう指導。保護者と地元の見守りボランティアに一斉メールを配信して、登下校時の見守りを要請した。嶋智明校長は「保護者からも心配の声が聞こえている。できるだけのことをやっていきたい」と話した。

 稲生小校区の通学路では十五日午後、ボランティアが見守る中、子どもたちが集団下校した。有償ボランティアの男性(70)は「被害者のように新しく引っ越してきた方はどんな人か分からず、周囲は異変に気付けなかったのかもしれない。地域のつながりを大事にしたい」と話した。

 通学路の途中で、車で小学五年の娘を迎えに来た母親(42)は「事件があったので迎えに来た。子どもがターゲットではないけれど、心配です」と話した。

 (熊崎未奈、渡辺雄紀)

 

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