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基準超ダイオキシン排出 鳥羽の施設閉鎖へ

閉鎖が決まった答志島清掃センター=鳥羽市の答志島で(同市提供)

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 鳥羽市は三十日、基準超のダイオキシン類排出で運転を休止していた離島・答志島のごみ焼却施設「答志島清掃センター」について、老朽化を理由に三十一日で閉鎖すると発表した。

 当初は、冷却用噴射ノズルなどの部品交換により、約四十万円程度で再稼働可能と見込んでいたが、施設を点検した結果、老朽化が進み、燃焼ガスを燃やす再燃バーナー、ガス冷却室などでも改修の必要があると判明。二千万円ほどの追加費用がかかるため、再稼働は不可能と判断した。

 センターは一九九四年四月に稼働し、現在は答志島、菅島の千世帯ほどの家庭ごみを焼却。今年二月下旬、排ガスから国基準値の一・一倍のダイオキシン類が検出され、運転を休止していた。

 本来は鳥羽志勢広域連合で運営する「やまだエコセンター」(志摩市磯部町)の稼働に合わせ、二〇一四年三月での閉鎖を予定していたが、島民らの要望により運転を延長。一九年三月末で閉鎖する予定だった。中村欣一郎市長は「一年間のための予算投入は難しく、閉鎖の前倒しを決めた」と理解を求めている。

 両島のごみは船で本土に送り、やまだエコセンターで焼却する。費用は船関係だけでも年千五百万円ほど増える見込み。

 (西山和宏)

 

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