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水と火で豊穣祈願 観菩提寺正月堂

読経する僧侶ら=伊賀市島ケ原で

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 伊賀市島ケ原の観菩提寺正月堂の「修正会(しゅしょうえ)」(県指定無形民俗文化財)最終日の十二日、行事を締めくくる儀式の結願法要「おこない」が営まれた。水と火を使った荒行「達陀(だったん)行法」では、法衣をまとった僧侶が水をまく「水天」とたいまつを振りかざす「火天」をそれぞれ演じた。

 本堂では読経が響き、護摩木がくべられた。僧侶らは歯のないげたで床を「バンバン」と踏みならし、本尊の十一面観音立像が納められた厨子(ずし)を木の棒でたたいて回った。音を出すのは本尊を眠りから覚ますためという。達陀行法はほら貝やかね、太鼓の音が響く中、火の粉と水を振りまき、激しくせめぎ合った。訪れた人々は僧侶らの動きに見入り、写真を撮っていた。

たいまつを振りかざす「火天」の僧侶=伊賀市島ケ原で

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 修正会は無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る催しで約千三百年の歴史がある。島ケ原地域に春を呼ぶともいわれている。

 (日暮大輔)

 

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