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かゆと竹筒で豊作米占う 津で伝統行事

竹筒に入ったかゆの量を確認する参加者たち=津市河芸町北黒田の北黒田公民館で

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 米の産地として知られる津市河芸町北黒田の北黒田公民館で十二日、米の豊凶を占う「世だめし粥(かゆ)占い」があった。地元住民ら七十人が見守る中、今年は、比較的遅く成熟する「晩生(おくて)」の品種が豊作となる結果が出た。

 同地区で五百年以上続く伝統行事で、市の無形民俗文化財に指定されている。直径一センチ、長さ十センチほどの竹を二つに割ってわらで再び合わせた三本の筒を「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生」の筒に見立てた。かゆに入れて四時間ほど煮込み、中に入り込んだ粒の量で占う。

 四天王寺(津市栄町)の倉島隆行住職による読経の後、北黒田自治会の鈴木正治会長(69)が竹筒を開くと、晩生の竹筒に一番多くの粒が入っていた。鈴木さんによると、晩生が出たのは十一年ぶり。

 鈴木さんは「占いの結果で植える米を変更するわけではないが、珍しい結果には運の良さを感じる。豊作を期待している」と話していた。

 (渡辺雄紀)

 

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