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製造方法改め、消費期限長く 伊勢「御福餅」

包み紙のデザインを変え、消費期限を長くした御福餅=伊勢市で

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 和菓子製造販売の御福餅本家(伊勢市二見町茶屋)は、主力商品「御福餅」の製造方法を改め、消費期限が従来の三日間より長い七日間としたリニューアル商品を十一日に発売した。関東から関西に限られていた販売先を全国に広げることを狙っている。

 御福餅は、国産の小豆を使ったこしあんをまとわせた餅菓子で、赤福餅に似ていることでも知られる。夫婦岩が有名な二見地区で一七三八(元文三)年から親しまれてきた。

 製造方法は新たに水あめを使い、甘みを加えながら保存が利くようにした。密封容器も採用し、消費期限を延ばした。本店で扱っていた四個入りも出荷を始める。

 御福餅は、伊勢市の本店で土産物として販売されるとともに、関東地方のスーパーや生協にも納品。販売量は年間六百万個に上る。東北や九州からも「消費期限を長くできるなら扱いたい」との要望が寄せられており、二年ほど前から試作を重ねてきたという。

 赤福の消費期限偽装事件などがあった二〇〇七年には、御福餅本家も消費期限の表示が実態と異なっていたとして食品衛生法などに違反した疑いで県の指導を受けた。一六年三月には有限会社から株式会社に体制を改め、江戸期から九代続いた小橋家が経営から手を引いている。

 (大島康介)

 

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