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「越境入学」運動強豪など25校容認 有識者検討会

 県立高校に県外から入学する「越境入学」について議論してきた県教委の有識者検討会は十二日、スポーツ強豪校など計二十五校で越境を容認することで合意し、越境入学の受け入れが確実となった。県外の生徒の受験を許可するかは各校が最終判断し、三月末までに県教委が新制度を公表する。

 県教委の規則に違反し、県立のスポーツ強豪校に県外の親元を離れて入学する生徒が多数いる状況が長年続いたことが昨年四月に発覚したため、県教委が検討会を設置。越境を容認する方向で議論が進み、この日はスポーツ強豪校に加えて、県南部などで定員割れに悩む小規模校でも越境を受け入れる新制度案を了承した。

 新制度では県外の親元を離れて入学できる生徒数は定員の5%以内とし、下宿の管理人など生徒の生活を見守れる「保証人」を確保することを求める。

 スポーツで対象となるのは、現在も「スポーツ特別枠選抜」を実施している十五校で、これらの学校を県外から受験する場合は、強化の対象になっている運動部への入学を求める。小規模校は一学年三学級以下の十校で、県南部で定員割れに悩む学校が中心。さらに特殊な学科を持つ二校も対象とするが、二校ともスポーツ強豪校にも該当する。

 二十五校は県外の生徒を受け入れるかを三月上旬までに判断し、三月中旬の県教委定例会で制度を正式決定する。

 越境入学が容認される見通しとなったことについて鈴木英敬知事は「もとをたどれば、教委が確認しないなかでルール違反が継続していたことを重く受け止めたい。今後も教委は生徒の安全な生活が守られるよう責任を持ってほしい」と述べた。

 (森耕一)

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