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ドイツ公演で聴衆を魅了 白子高吹奏楽部

ドイツ・グンタースブルムの教会で演奏する白子高の部員ら=白子高提供

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 白子サウンドにドイツで大きな拍手−。鈴鹿市の白子高校吹奏楽部の生徒98人が3年に1度のドイツでの公演を終え、10日夕に市役所で成果を報告した。同国南部の教会などを埋め尽くした市民らを前に力強い演奏を見せた生徒たちは「音楽での交流の素晴らしさを感じた」と振り返った。

 同部は二〇〇二年から欧州公演を続けており、ドイツでは四回目。部員らは昨年十二月二十二日から八日間の日程でフランクフルトやウルムなどの都市を巡り、教会や商業施設など四会場でコンサートを開いた。

 ドイツ民謡やワーグナーなどの作品を会場ごとに変えながら十曲ほど演奏。「かっぽれねぶた」といった日本の曲も用意し、法被姿で踊りも交えながら披露した。

 会場への到着が本番直前となる場面もあったが、顧問の桐生智晃教諭(48)は「日本での演奏と同様に手早く準備し、スムーズに公演が進んだ」と生徒の努力を評価した。

末松市長にドイツ公演の報告をした松田さん(左)と増岡さん(中)=鈴鹿市役所で

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 部長の三年増岡里紗さん(17)は「演奏終了後は観衆が総立ちになり、拍手が鳴りやまなかった」と振り返った。桐生教諭も「どの会場も満席となり、大成功だった」。三年前の公演に訪れた観客が知人を連れて鑑賞する姿もあったという。

 大会やイベントを含めて年間約七十公演に臨み、県内でもトップレベルの実力を持つ部員たちに、末松則子市長は「ドイツでの親睦は大きな力となる」と激励。コンサートマスターの二年松田梨乃さん(16)は「言語などの不安もあったが、音楽は国境を超える点を実感した」と話し、増岡さんは「好きな音楽をもっと究めたい」と力を込めた。

 (山本克也)

 

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