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熊野サンマ、まだ漁獲ゼロ 昨季も不漁、募る不安

操業を待つ漁船=熊野市遊木町で

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 十一月から十二月初旬にかけて熊野市の漁港で初水揚げされるサンマが、今季は二十二日現在、確認されないままとなっている。昨季は漁獲ゼロだっただけに関係者は不安を募らせている。

 熊野漁協によると、サンマ水揚げは二〇〇八年度までは千トンを超えることが多かったが、その後は減少傾向。一五年度は二百トン余りにまで落ち込み、昨年度はゼロだった。

 遊木漁港の長栄丸船長浜中一茂さん(50)は「近海で魚群が確認されているものの薄い。昨年よりは期待できるが実際取れるかどうか」と心配する。また、操業時の燃料費だけでなく船の維持コストも必要なため、「見つからないままでは赤字になる」と懸念を隠さない。

 サンマずしや丸干しなどを手掛けるハマケン水産(遊木町)は、地元産にこだわっていたが、昨年から他県産を使用する。代表の浜田健光さん(77)は「仕入れ値が高くなるが、お客さんの需要に応えなければならない。地元のサンマで作れればいいのだが」と豊漁を願う。

 (木造康博)

 

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