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初の移住定住者向け冊子製作 名張市、空き家や支援策紹介

移住定住者向けの特製冊子=名張市役所で

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 名張市は、市内への移住定住者向けの冊子「来てだあこ 見てだあこ 暮らしてだあこ」を製作し、六日から配布を始めた。市の移住に特化した冊子は初めて。空き家活用を念頭に地域ごとの特色を紹介し、就職も含めて幅広く選択ができるよう情報を集約した。

 冊子は二十〜四十代向けに、教育・子育て環境や移住支援策とともに、各地域の特色や市内に移住した人の暮らしについて紹介。移住者の多様なニーズを意識した。観光や産業だけでは分からない生活者の視点に立った内容を盛り込んだ。

 市が空き家活用のモデル地域に指定する赤目地域、名張地域、桔梗が丘地域をタイプ別に分類。田園や森林が身近な赤目地域は「四季の変化に富んだ豊かな自然」、旧市街地で街道の宿場町の風情を残す名張地域は「歴史と文化が息づく町並み」、一戸建てが連なる桔梗が丘地域は「ベッドタウンとして発展した閑静な住宅街」と、それぞれの地域の特長を挙げている。

 自らも移住経験者で、七月からの市の移住コンシェルジュを務める辻岡かおりさん(50)は「バリエーションに富んだ市であることをPRすることで、移住を考えている人の幅広い希望に沿いやすくなる」と狙いを語る。三地域はいずれも近鉄沿線で駅から近く、「コンパクトで便利な街であることもアピールしたい」と話す。

 移住後の暮らしをイメージしやすいように具体例も示す。大阪府吹田市から赤目地域に移住し、農業を営む家族と、名張地域で築百三十年の町家を改修して古書店喫茶を営む夫婦を特集した。

 空き家バンクの活用や創業・就職に関する相談所や移住支援策を見開きでまとめた。いずれも過去の移住相談会で問い合わせが多かったという。

 冊子はA4判十八ページ。五千部を市役所のほか、県の移住相談センター(東京、大阪)に置き、市内外の移住フェアなどのイベントで配布する。(問)市地域活力創生室=0595(63)7782

 (帯田祥尚)

 

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