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63年間ご苦労さま あすなろう鉄道、旧型車両が引退

日紫喜所長(右)の合図で出発する114、124号車=あすなろう四日市駅で

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 四日市あすなろう鉄道で二十八日、車両更新に伴い旧型二両が営業運転を終えた。六十三年間、内部・八王子線を走り続けた。あすなろう四日市駅には鉄道ファンが集まり、最後の運行を見送った。

 二両は114号車と124号車で、三重交通が運営していた一九五四年に導入された。いずれも長さ十一メートルで、動力を持たない客車として製造され、114号は八二年に動力車に改造された。運行は三重交通から三重電気鉄道、近鉄、あすなろう鉄道と引き継がれた。定期点検に合わせ引退が決まった。

 最後の運行では114号が124号をけん引した。運転台に「ありがとう さようなら」と書かれたボードが置かれ、運輸管理所の日紫喜(ひしき)孝行所長の合図で内部駅へ出発。日紫喜所長は「古い車両が減っていくのは寂しい。『今までご苦労さま』と声を掛けたい」と話した。

 記念グッズとしてマグネットが発売されている。マグネットは三種で、二両と六月に引退した115号の側面イラストが描かれている。税込み五百円。昨年九月に導入された緑の車両をデザインしたトートバッグ(税込み八百円)もある。あすなろう四日市駅と内部駅で扱っている。(問)あすなろう鉄道=059(351)0688

 (芝野享平)

 

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