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「公示まで短い」危機感 衆院選候補予定者ら準備急ぐ

 衆議院が二十八日に解散し、衆院選が十月十日公示となる見通しの中、県内の候補予定者は二十三日、駆け足で選挙区を回った。各陣営はポスター印刷や、事務所、街宣車の確保といった準備を急いでいるが、ある陣営のベテラン秘書は「公示までの期間は経験した中で今回が一番短い」と危機感を募らせた。

 1区から出馬する田村憲久氏(自民)、松田直久氏(民進)は、津市のサオリーナ竣工(しゅんこう)式に並んで出席。松田氏が津市長時代に動きだした事業で、先に壇上に立った田村氏は「松田前市長のため私のあいさつは短めに」とあえてライバルの名を挙げて笑いを誘った。

 田村氏の陣営では、これまで候補だった川崎二郎氏のポスターをはがして田村氏の写真に張り替えていると、住民に「何やっているの」と問われることがあったという。事務所は「まだ1区に来たと知られていない」と、急きょ石破茂元防衛相と並んだポスターを発注しアピールを急ぐ。

 松田氏の陣営も、ポスター作りに苦労する。党本部の準備が進んでおらず、担当者は「党本部がどういう政策やキャッチフレーズで戦うか決めないと、ポスターに入れる言葉が決まらない」ともどかしさを語る。

 2区では川崎二郎氏(自民)の陣営が早くも、安倍晋三首相と二人で写ったポスターの掲示を始めたが、秘書は「街宣車の手配などは慌てている」と話す。中川正春氏(民進)の事務所も「選挙事務所のプレハブを建てる建築許可をとるなどの事務作業で大慌て。秋の行楽シーズンで二週間ずっと選挙活動ができる人を探すのも難しい」と嘆く。

 4区の藤田大助氏(民進)は、選挙区に加わった大台町の山深い地域で「初めて見たと思いますが、この顔と名前をどうか覚えて」と声を上げた。

 同町旧宮川村は、これまで選挙区だった田村氏の伯父・元氏への支持が厚かった。ある男性は「これまでは田村と書けば良かったが、次は考えないと」と話す。この日、三ツ矢憲生氏(自民)も同じ地区を訪れ、田村氏から引き続いての支援を求めた。

 (森耕一、作山哲平、大島康介)

 

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