トップ > 三重 > 9月23日の記事一覧 > 記事

ここから本文

三重

伊勢市2選挙、前倒し検討 衆院選と同日投開票に

10月29日投開票の予定で作ったポスターを持つ伊勢市選管の職員=伊勢市御薗総合支所で

写真

 伊勢市選管は、十月二十九日だった市長選と市議選の投開票を、一週間早める検討を始めた。同二十二日が有力視される衆院選の投開票に合わせるため。県南部では既に二市二町の五つの選挙が二十二日投開票で、さらに選挙が集中する可能性が出てきた。

 伊勢市選管によると、市長選、市議選とも投開票日を前倒ししても、任期満了までの期間が公職選挙法の規定に違反しない。市長選と市議選、衆院選のトリプル選挙にすることは、選管の作業が集中し負担が大きくなる半面、有権者が一度に投票でき投票率向上が期待できるメリットもあるという。

 一方、市選管は十月二十九日投開票の日付を入れたポスターなどを用意してきたため、前倒しとなれば再発注が必要に。担当者は「前倒しが本当に可能か確認を急いでいる」と話す。九月二十九日の市選管臨時会で最終的に前倒しするか決める予定。

 (大島康介)

写真

◆県南部選管、大わらわ

 衆院選の投開票が濃厚な十月二十二日には、県南部で熊野市長選や紀北町長選、同町議補選、南伊勢町長選、志摩市議選も予定される。来月十日の衆院選公示までは二十日を切り、関係各市町選管はわずかな準備期間で開票作業の人員確保や、大幅に追加する必要がある投票箱、掲示板の確保などを急ぐ。

 紀北町は町長選と町議補選を抱え、衆院選とのトリプル投票の可能性がある。三十カ所ある投票所で、各四人程度とみていた人員を一人ずつ増やす方針で、担当者は「職員二百人の総動員で乗り切りたい」とする。それでも、開票作業は国政選挙を優先するため町長選、町議補選の結了は大幅に遅れる恐れもある。

 投票箱は町長選、町議選で二つ必要なのに加え、衆院選の小選挙区、比例代表、最高裁判事の国民投票とさらに三つ用意しなければならない可能性がある。

 熊野市も市長選を予定。選管によると、職員六十人で対応する予定だった開票作業は、二十人ほど増やさないといけない状況だ。

 志摩市議選を抱える市選管の担当者は「事務的な作業が増えている」と話す。開票所としていつも使っている阿児アリーナ(同市阿児町神明)が改修工事中のため別の小さい会場になり、衆院選と重なったことで開票作業に通常より時間がかかる見通しだ。

 候補者ポスターの掲示板は、市議選に加え衆院選の分も設置するため場所の確保を急いでいる。「選挙が重なるのは驚いたが、ミスなしでやるしかない」と気を引き締める。

 逆に投票率について担当者は「志摩市はもともと市議選のほうが国政選挙より投票率が高い。むしろ衆院選の投票率が上がるのではないか」とプラス面の効果を期待する。

 南伊勢町は町長選を予定。町選管は、衆院の解散見通しが強まったことで開票場をより広い体育館に変更。投票所への入場券を印刷してしまったが、同日選の場合は使えなくなるため、再び印刷しなければならないという。担当者は「あまりに急で準備の時間が少ない」と焦りを見せている。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

選挙関連の記事は

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索