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専攻科が4年制に 四日市の特別支援校・聖母の家

開講式であいさつする専攻科の3年生ら=四日市市波木町の聖母の家学園で

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 県内唯一の私立の特別支援学校「聖母の家学園」(四日市市波木町)が本年度、高等部の卒業生を受け入れる「専攻科」を二年制から四年制に改めた。伊藤春樹理事長は「四年制の専攻科は全国の特別支援学校で初めて。じっくりと学び、働く意欲を高めたい」と願う。

 本年度は「専攻科NEXT」と名付け、専攻科の二年生から募集した。知的障害のある二十〜二十三歳の男女三人が進んだ。「ワークトレーニング」として就業訓練や就職後に必要な自己管理と対人関係を学ぶ。パソコンや介護関連の資格取得に向けた学習もする。

 学園は一九七一(昭和四十六)年に開校。知的や身体、精神の障害のある小学生から二十代の八十二人が在籍する。専攻科は九五年に設け、主に一般教養を教えてきた。「社会に出る前にもっと学びたい」との要望に応える一方で、生徒増で校内を活性化しようと二年の延長を決めた。

 開講式が十日にあり、三年生三人が「頑張ります」とあいさつした。保護者の代表者は「障害があるからこそ、子どもたちにはゆっくり教育を受けさせたい。二年間でいろいろと経験し、なりたい自分に近づいてほしい」と述べた。

 (吉岡雅幸)

 

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