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一体どこへ行くの? 近鉄の鮮魚列車

「鮮魚」の表示を掲げて走る近鉄の鮮魚列車=津市白山町二本木で

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 今や国内で唯一となった行商専用列車の姿が見られると聞き、朝早く、津市白山町二本木の近鉄線の線路脇に向かった。

 カメラを構えて待ちわびていると、列車の接近音がする。通過するタイミングに合わせてシャッターを切った。ファインダー越しに、本来は行き先を示すはずの方向幕に、見慣れない文字が書かれているのを確認した。思わず「なんじゃ、これ」と言葉が出た。

 列車は日曜祝日を除く毎日、宇治山田(伊勢市)−大阪上本町(大阪市天王寺区)を往復する。伊勢市駅(伊勢市)や松阪駅(松阪市)などに停車し、県沿岸で採れた魚介類と行商人を乗せる。あかね色の列車は朝日を背に浴びながら、ひたすら西へ向かう。

 一九六三(昭和三十八)年から行商専用列車の運行は続いている。それだけ、伊勢湾をはじめとした「美(うま)し国」の食材は、なくてはならない存在なのだろう。

 

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