トップ > 三重 > 1月12日の記事一覧 > 記事

ここから本文

三重

あと100日、機運高まる お伊勢さん菓子博

「宮川の渡し」の工芸菓子の一部を披露する早川さん(右)と浜田実行委員長=伊勢市の神宮会館で

写真

 全国から二千五百点の菓子が集まる「全国菓子大博覧会・三重(お伊勢さん菓子博)」の開幕まで残り百日となった十一日、報道関係者を招いたPRイベントが伊勢市の神宮会館で開かれた。展示される工芸菓子や、販売される新商品の一部が披露された。

 実行委員長の浜田典保さん(54)=赤福会長=が展示物などを紹介。二十四日間で来場者六十万人を目標にする中、前売り券の販売は現状で二十八万枚と説明した。「旅行会社との連携で菓子博を含む伊勢の宿泊ツアーを売り込んでいる。三〜四月に伸びてくると考えている」と語った。

 県菓子工業組合の青年部が中心となって取り組む幅十メートル、奥行き五・五メートルの巨大工芸菓子「伊勢参宮 宮川の渡し」の一部も見せた。歌川広重の浮世絵を立体的に練り菓子などで表現する。制作の責任者を務める「富寿家(とみすや)」(四日市市)の早川賢さん(45)は「分担して作業を進めており、70%くらいできてきた。最後に組み合わせるのが楽しみ」と話した。

 (大島康介)

(上)伊賀白鳳高の生徒が考案したシェルレット=伊勢市の神宮会館で (下)鳥羽高の生徒が考案したアオサダックワーズ=いずれも伊勢市の神宮会館で

写真

◆スイーツ新商品いかが 伊賀白鳳高校と鳥羽高生

 お伊勢さん菓子博では、新しい県の名物菓子の誕生も狙う。海藻のアオサ、伊勢茶、かんきつ類など県産品を使った新商品が三十種類ほど登場する予定だ。十一日には伊賀白鳳高校(伊賀市)と鳥羽高校(鳥羽市)の生徒が考案したスイーツ二点が紹介された。

 伊賀白鳳高の三年高橋加奈さん(18)ら三人の一品は、伊勢茶を使った洋菓子「シェルレット」。昨年十一月の県高校生スイーツコンテストで優勝した菓子で、「三重らしく真珠貝の見た目にこだわった」と話していた。

 鳥羽高の三年小久保苑香(そのか)さん(18)ら三人の「アオサダックワーズ」は、アオサを生地に練り込んだ焼き菓子。PRイベントで味わった鈴木英敬知事は「甘さとアオサが合っていて良いアイデア」とほめていた。

 同席した広島県の湯崎英彦知事によると、二〇一三年に広島市で開かれた菓子博では、県特産のレモンを使った菓子十七点が登場。鉄道駅や空港で販売コーナーができるほどの人気商品に成長しているという。

◆記念のようかん、井村屋が販売へ

 全国菓子大博覧会・三重(お伊勢さん菓子博二〇一七)の開催を四、五月に控え、和菓子製造販売の井村屋(津市)は、記念パッケージ入りの「お伊勢さん菓子博招福ようかん」を、十六日から全国で販売する。

 パッケージは、赤と白の二種類があり、菓子博のマスコットキャラクター「いせわんこ」が描かれている。練りようかんの三本セットで、税抜き三百二十四円。担当者は「お菓子のオリンピックとも言われる菓子博を、地元企業として応援したい」と話す。

井村屋が販売するお伊勢さん菓子博招福ようかん

写真

 菓子博は、四月二十一日〜五月十四日、伊勢市の県営サンアリーナを主会場に開かれる。

 (大山弘)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索