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山口規子さんとナミイ、キー 縁で結ばれ保護 表情と姿が魅力

山口規子さんと愛猫の「ナミイ」。「社交的で、宅配便もお出迎えします」=千葉県内で

写真

★猫(メス 6歳、オス 3歳)

 旅する写真家として、写真集や雑誌などで活躍する山口規子さん。撮影スタジオを兼ねた自宅には、愛猫の「ナミイ」と「キー」がいる。だが、このスタジオで猫たちをじっくり撮影することは、ほとんどないとか。

 「仕事で出かけることが多いので、落ちついて撮る機会がなくて…。猫の自然な表情を撮るには、時間が必要ですから。それに、年上のナミイは社交的ですが、若いキーちゃんが臆病ですぐ隠れちゃうので、スマートフォンでやっと撮るくらいです」

 取材の日も、キーはカメラの前に来てくれず、写真はナミイだけに。イケメン猫のキーちゃんを紹介できず残念…。

 取材旅行が多い山口さんだが、夫も猫好きなので留守中も安心。現在の猫たちの前にも三匹と暮らしてきた。最初は結婚して間もなく。

 「マンションの駐車場に捨て猫が二匹いて、飼うことにしたんです」

 名は「フーマウ」「ファーマウ」(広東語で「虎猫」「華猫」)。フーマウはその後、病弱で若くして亡くなり、道端でスリスリしてきた「スーリ」を保護した。

 「猫は縁ですね。いつも拾ったりもらったりして、うちにくる。スーリが死んだ後、ファーマウが一匹になって寂しいなと思っていたら、今のナミイを知人から紹介されました。東日本大震災後に茨城県で保護された被災猫。私が仕事でアフリカのナミビアにいる時に連絡がきたので、ナミイと名づけました」

 キーは三年ほど前、近くの海辺の公園で保護。ぐったりして、何も食べられないほど衰弱していた。本名は「山口キツネ」。茶色の毛でフサフサしたシッポが特長なのだ。

 懸命に介抱したが、一週間して歩けるようになると、とたんに部屋の隅に逃げ込んでしまった。「こんな怖がりの猫は初めてで、どうしようと。でも私たちが寝ると、そーっと居間に出てきてごはんを食べ、それからひとりでドタンバタンの運動会。まさに『おもちゃのチャチャチャ』で、布団の中で笑ってました」

 ファーマウは昨年十六歳で亡くなってしまったが、ナミイが、お姉ちゃんとしてキーをかわいがってくれた。最近では山口さんが寝るとき足元にくるほどなついてきたとか。シャッターチャンスも増えそうだ。さて、二匹の一番魅力的な表情は?

 「ナミイは、寝転がって、ふと人間っぽい表情をするのが面白いですね。何を考えているか知りたくなる…。キーちゃんは、フサフサのしっぽで前足を包み込んだ座り姿が美しい。いつかベストショットをとらえたいですね」

 (文・宮晶子、写真・高嶋ちぐさ)

<やまぐち・のりこ> 写真家。1966年生まれ。栃木県出身。東京工芸大短期大学部写真技術科卒業。文芸春秋写真部を経て独立。女性誌や旅行雑誌などを中心に活躍。写真教室ツアーの講師も務め、6月はモンゴルの星空撮影ツアー。詳細は「モンゴル」と「山口規子」で検索。

 

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