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ハローペット

清水節子さんとくうた どこに行くにも抱いてお出かけ

「もう、かわいくて」と愛犬くうたを抱き締める清水節子さん=横浜市内で

写真

★ポメラニアン(オス6歳)

 こざっぱりトリミングされた、ぬいぐるみのようなポメラニアンを抱いて現れた歌手の清水節子さん。「この子、みなさんに向かってほえるかもしれないわ」と少し心配そうに床に下ろした。

 瞬間、くうたはほえるどころか、「よろしくお願いします」とあいさつするかのように、取材関係者一人一人のところに行って、愛想よく歩き回った。礼儀正しい行動には清水さんもびっくり。予想外の展開ながら、優等生ぶりを発揮したわが子の振る舞いを見て破顔した。

 「くうたは、もともと娘の飼っていた犬でした」

 娘は休業中のプロレスラーで、グラビアアイドルとしても活躍している加藤悠(はるか)さん。

 「オーストラリアに一カ月間、行きたいというので、自分でためたお金だけでは足りないと思い、お小遣いをあげたの。それで彼女は、くうたを買ったのよ(笑)」

 悠さん宅でくうたと対面した時、まだ手のひらに乗るくらいに小さい子犬の可憐(かれん)さに魅了された。

 しかしその後、悠さんは、プロレスの試合で全国を駆け回り、家を空けることが多くなった。くうたはいつも留守番をしなくてはならず、見るからに哀れだった。

 「狭いマンションの一室につながれ、見るたびに寂しそうに鳴いていました。不安そうで、表情も暗く、気の毒だった」

 思い余って清水さんが引き取り飼育することに…。以来、四年ほどが経過した。今では、優しい表情になって、のんびりと生活している。清水さんも家に帰り、くうたと楽しむ時間が長くなった。以前は友人と温泉に行ったりすることも多かったが、くうたが来てからは仕事以外では家を留守にすることも少なくなった。

 「もうかわいくてね。一緒に寝ているし、どこへでも抱いていくので、抱き癖がついちゃったみたい」

 そんな幸せな日々の中で事件が起きた。動物病院でエックス線検査をしたところ、心臓弁膜症と、左股関節のがんが見つかったのだ。清水さんは大きなショックを受けたが、長年、人生相談や歌で、多くの人を励まし、また自身もさまざまな経験を乗り越えてきただけに、今は前向きに接している。

 「最近は左足を少しひきずるようになりました。痛くなければいいけれど。でも公園に行けば、うれしそうに三本の足で走り回っていますよ」

 元気なくうたは、清水さんの癒やしの源。長生きをして、かわいい姿を見せ続けてほしい。

  (文・宮西ナオ子、写真・圷真一)

 <しみず・せつこ> スナック経営から芸能界に転じ、テレビの人気深夜番組「11PM」のリポーターとして活躍。歌手としては2008年メジャーデビュー、09年にアルバム「おとこ・唄」をリリース。10年からコンサート活動開始。14日に横浜で、クリスマスディナーショーを行う予定。

 

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