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ハローペット

平安隆さんとチャーリー 沖縄で生まれた元気な「王子様」 

南国風の庭で愛犬チャーリーとのんびりする平安隆さん=埼玉県内で

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★フレンチブルドッグ(オス8歳)

 沖縄伝統の弦楽器・三線(さんしん)奏者であり、ギタリスト、ボーカリストとしても活動する平安隆さん。二十年ほど前から東京近郊に住んでいるが、自宅の門には沖縄の守り神シーサーが。愛犬は、そのシーサーにも似たフレンチブルドッグの「チャーリー」だ。

 「こういうペチャンコの顔の犬がかわいくて大好きですね。少し前まで、パグの『O(オー)次郎』もいたんですが、亡くなって、今は一匹になっちゃって…」

 チャーリーとの出会いは、沖縄に里帰りしたとき。O次郎に着せる犬用のかりゆしウエア(沖縄の夏の正装)がないかなとペット店に立ち寄った。そこで子どもたちと遊んでいたのがチャーリーだった。

 「沖縄生まれで、元気で人懐こいのに、値段がとても安かったんです。店の人に聞いてみると、生後六カ月になるのに売れないので値下げしましたと…」

 店を出てなじみのタコス店に入った平安さんだが、犬のことが心配でタコスも喉を通らない。ペット店に戻り、犬を購入した。ちなみに「チャーリー」は、そのタコス店の名。

 「飛行機に乗せて、家へ連れ帰りました」 

 先輩犬のO次郎は、子犬のころから何度もてんかんの発作を起こし、おとなしい性格だった。一方のチャーリーは遊びが大好き。元気すぎて家族に心配をかけることも。

 「庭で遊んでいたのが、急にしゃがみこんでいるので、悪い草花でも食べたかと動物病院に連れていったら、ぎっくり腰だって。ジャンプか何かに失敗したんですね。僕も楽器や機材運びなどでぎっくり腰になったことがあるので、親しみを感じつつ、同情しましたね」

 あるときは脱走騒ぎも。

 「家の門から飛び出して、近くの大通りに走っていってしまいました。近所の人も一緒になって追いかけましたが、いくら走っても見つからない。その後、ガソリンスタンドで、みんなにかわいがられているのを発見しました」

 そんなちゃっかり者のチャーリーも、O次郎が死んだときは、長い時間そばにじっと座っていた。友達の死が分かるかのようだった。

 今では、チャーリーが平安さんの愛情を独り占め。

 「まるで王子様で、僕はお世話をする“じいや”みたい。うちは二階が寝室なのに、チャーリーは階段を上れないので、下の部屋で一緒に寝てあげるんですよ」

 平安さんがギターを奏でると、チャーリーはそばにきて静かに寝てしまうとか。王子様はじいやの子守歌が大好きなのだ。

 (文・宮晶子、写真・圷真一)

 <ひらやす・たかし> 1952年生まれ。沖縄県出身。10代から県内の米軍基地で演奏。プロのギター・三線(さんしん)奏者となり、世界のプレーヤーとも共演。アルバムは海外でも話題に。18年ぶりのソロアルバム「悠」を今月リリース。詳細はフェイスブック(名前で検索)で。

 

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