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30歳過ぎたら保湿を意識 男性もスキンケア

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 夏が終わり、営業回りなどで長時間、外を歩いても過ごしやすい日が増えてきた。しかし、真夏の日差しで肌は大きなダメージを負っている。乾燥する季節を前に、スキンケアの習慣を付け、カサカサしたり乾燥じわが寄ったりするのを予防したい。

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 毎日、しっかり顔を洗っているし、それ以上のスキンケアは必要ないだろう−。ドラッグストアの男性化粧品コーナーを、こんなふうに思いながら通り過ぎている男性は少なくないのでは。しかし、「洗顔後に保湿ケアをしないと、シミやしわの原因になります」。資生堂(東京都中央区)男性化粧品担当の堀一臣さん(31)は、注意を促す。

 堀さんによると、男性は三十歳を過ぎたころから肌が乾燥しやすくなる。紫外線やひげそりなどによる肌の傷みが蓄積し、外部の刺激などから肌を守る機能が低下するためで、保湿ケアが欠かせないという。

 とりわけ紫外線は、シミのもととなるメラニンを過剰に生成する肌の大敵。さらに、秋以降に乾燥した空気にさらされると、一層シミができやすくなる。洗顔で汚れを落とすのは大切だが、一緒に必要な潤いも失われやすい。ケアをしないと、シミやしわが目立つようになっていく。

 では、そうならないためには、具体的に何をすればいいのか。スキンケアは大きく分けて、(1)汚れを落とす洗顔(2)潤いを与える化粧水(3)肌に栄養を与える美容液(4)潤いを肌に閉じ込める乳液−の四つ。堀さんは「一日一回、洗顔後に化粧水をつけることから始めるだけでも効果はあります」と話す。

 洗顔のポイントは、ごしごしとこすらないこと。しっかりせっけんを泡立たせ、なでるように優しく洗いたい。化粧水は肌との相性で選ぶのがこつ。男性は女性に比べて顔の脂が多いため、べたつきが気になるという人も多い。そんな人は「さっぱり」、逆にかさつく人は「しっとり」タイプを選ぶとよい。化粧水の後に乳液も使うと、効果をより実感できて理想的だ。

 愛知県江南市の公務員男性(49)は四十歳をすぎたころ「シミやしわを減らしたい」と化粧水をつけ始めた。だが、効果が実感できなかったため毎日続かず、今は気付いたときにつけているが、シミやしわは増えているという。堀さんは「一度できたシミなどをなくすのは難しく、期待できるのは新たなシミなどの予防」と指摘。さらに「一日一回でいいので、毎日続けることが大切」とケアを習慣づけることを呼び掛ける。

 また、乾燥肌には生活習慣も関係している。偏った食生活でビタミンCやビタミンB群が不足すると、肌のバリアー機能が落ちるほか、睡眠不足やストレスも原因になりやすい。「不規則な生活習慣を見直すことも、若々しい肌を取り戻す第一歩ですよ」と堀さん。健康的な肌は、健康的な生活習慣にこそ宿るといえそうだ。

 (添田隆典)

 

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