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【ニュースにググッ】どうぶつしょうぎ 12升目の盤、禁じ手なし プロも悩む出来2009年9月13日 日曜日 将棋(しょうぎ)で遊(あそ)んだことあるかな。でもルールが難(むずか)しそう…という子も少なくないはず。そんな子供(ども)たちにも気軽(がる)に遊んでほしいと、プロの女性(せい)棋士(きし)たちが「どうぶつしょうぎ」を作りました。動物(どうぶつ)の絵の駒(こま)を動(うご)かしながら、将棋の世界(せかい)に親しむ子供たちが増(ふ)えています。
今月6日に東京都(とうきょうと)内のカフェで開(ひら)かれた将棋のイベント。どうぶつしょうぎで遊んだ参加者(さんかしゃ)から「かわいい」「面(おも)白い」と声が上がりました。「初(しょ)心者でも分かるよう、できるだけ簡単(かんたん)にしました」と話すのは、ルールを考えた女流(りゅう)棋士の北尾(きたお)まどかさん。 縦(たて)3列(れつ)、横(よこ)4列の12の升(ます)目がある長方形の盤(ばん)上で、最(さい)大8個(こ)の駒を動かして遊びます。駒はライオン、ぞう、きりん、ひよこの4種類(しゅるい)。交互(ご)に1升ずつ動かし、先に相(あい)手のライオンを捕(つか)まえるか、自分のライオンが相手の陣(じん)地に入ったら勝(か)ち。 駒の動きはそれぞれ異(こと)なります。すべての方向(こう)に進(すす)めるのはライオン。ぞうは斜(なな)め、きりんは縦か横、ひよこは前。ただし、ひよこの駒は相手の陣地に入ると裏返(うらがえ)ってにわとりに“成(せい)長”し、斜め後ろ以(い)外、進めるようになります。動ける方向が一目で分かるよう駒には印(しるし)を付(つ)けました。 一般(ぱん)に将棋と言えば、盤は縦横9列ずつあり、駒は全部(ぜんぶ)で40枚(まい)。それを単純化(じゅんか)し、ゲームとしての面白さも追求(ついきゅう)した結果(けっか)、縦3列、横4列の盤に行き着(つ)きました。「縦横3列は単純すぎて面白くなく、縦横5列は複雑(ふくざつ)で難(むずか)しくなりすぎるんです」と北尾さんは振(ふ)り返ります。 升目が少なくなった分、ぞうときりんの駒は進める方向を少なくして、動きを弱めました。また、行き先がない位置(いち)には駒を打(う)てないなど、本来なら反則(はんそく)と呼(よ)ばれるこのような禁(きん)じ手を一切(さい)なくしました。 こうして将棋を易(やさ)しく教えるために作ったどうぶつしょうぎは、将棋を知っている人も楽しめる内容(よう)になりました。北尾さんは「トップレベルの棋士もうーんと悩(なや)むんですよ」と出来上がりに満(まん)足そう。 女流棋士がイラストもかわいらしい動物のイラストを描(か)いたのは、女流棋士の藤田(ふじた)麻衣子(まいこ)さん。「子供やお母さんが手に取(と)ってくれるかわいい将棋を作りたい」と考えていたときに、駒に動物を描くことを思い付き、昨(さく)年完(かん)成しました。 「今では『ライオンは本当の将棋だとどの駒なの?』と聞く子もいます。どうぶつしょうぎを入り口に、これまで将棋に縁(えん)のなかった女の子にも面白さを知ってほしい」と藤田さん。北尾さんは「相手のことを考えるし、勝つために工夫(ふう)するのが将棋のいいところ。ぜひ友達(だち)と遊んで」と話しています。 日本女子プロ将棋協(きょう)会(東京)=電03(3915)0931=公認(にん)で、全国の書店で販(はん)売されています。 PR情報
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