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記者コラム 窓

90歳

 九十歳の本庄立子(りつこ)さん=かほく市=を取材した。歌に合わせて踊る新舞踊を八十六歳から習っている。九月十五日にある金沢市内の高齢者施設の敬老会に向け、新調した着物で稽古していた。「十万円近く安くなっとった」と、本庄さんは満足そうに踊りの師匠の松本康翠(こうすい)さん(74)や私に教えてくれた。

 八十三歳の時に脳梗塞を患い、ふさぎがちな心と体をリフレッシュするために始めたのが以前から興味があった踊りだった。月二回、自ら車を運転して、稽古を行う宇ノ気老人福祉センターに通う。猛暑だったこの夏。本庄さんに熱中症対策を聞いた。「クーラーをかけて三時間ほど昼寝しとった。夜は逆に寝られないから遅くまで頭の中で踊りの復習や」。いたってパワフルだ。 (島崎勝弘)

 

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