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記者コラム 窓

獣医師は宮司

 弱ったカラスの子どもを保護し、飼育していることを先日、紙面で紹介した獣医師の清水景子さんは別の顔を持つ。九月二十日、七尾市中島町の国指定重要無形民俗文化財のお熊甲祭に清水さんはいた。二年前から祭りを行う久麻加夫都阿良加志比古神社の宮司を務めている。

 中能登町の神社が実家で、久麻加夫都神社は親戚にあたる。大学卒業後、地元の新聞社に就職。だが小学生のころから抱いていた獣医師の夢が忘れられず二年足らずで辞め、大学の獣医学部に編入し、資格を得た。同じころ父が亡くなり、神職の資格も取った。

 獣医師が本業のため同神社の宮司は枠旗の渡御の順番を決める日と祭りのみ。「地域の人々の一助になれるのであれば」。なお、カラスは無事、野生に戻ったそうだ。 (島崎勝弘)

 

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