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加賀の千代

独寝のさめて霜夜をさとりけり

 真蹟。季語は「霜夜」(冬)。「厳しい冷え込みがあった夜、独りこたつで暖を取りながら、うつらうつらと眠りについたが、背筋あたりに肌寒さを感じて目が覚めた。こんなに寒さが夜気の中にみなぎっているようでは霜が降りていることだろう」との意。霜夜とは霜が降りるような寒気厳しい冬の夜を指す。霜は地温が氷点下以下になった時、夜から朝にかけてできやすい。松任町では雪が降る夜より、晴れた霜夜の方の寒さが厳しい。夜が更けて、老いの身に寒さが迫っていると敏感に感じていることがにじみ出た句。 (俳文学会員・山根公)

 

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