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千代女の謎

千代尼と深交を結ぶ俳人を教えて(6)  

 ◎幾暁(きぎょう) 伊勢国山田の人。元禄七(一六九四)年〜宝暦六(一七五六)年。武田氏。別号春波・幾暁庵雲蝶・安楽坊・朝鳥舎。僧名玄秦・幽誉。はじめ支考門。のち乙由に従う。旅を好み、晩年は加・越・能の国々に杖を曳き、法船寺(金沢市中央通町一一−四六)に墓がある。松任の千代尼を訪ねた時、「千代婦に対して 風も月もほそき扇に任せけり 幾暁」と詠む。千代尼の俳友坂尻屋珈凉は寛延三(一七五〇)年秋、越中戸出で幾暁と会い「幾暁庵に先別 われも旅行あなたも旅行の道をあんして 駕籠寒く野菊なからも道の酔い」と詠む。 (俳文学会員・山根公)

 

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