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千代女の謎

千代尼と深交を結ぶ俳人を教えて(5)

 ◎麦浪(ばくろう) 伊勢国山田の人。生年不明〜明和五(一七六八)年没<七回忌追善集「居待月」序の年月から逆算>。中川氏。別号杜菱・杜十。麦林(乙由)の息子。麦林没後、その跡を継承し、遺稿の整理出版を行う。麦浪が千代女を訪ねて句の贈答があったことは「夏の白根」(麦浪の紀行集)に記されている。延享三(一七四六)年に千代女を訪ねた様子を「水無月十二日は小松を出て松任に至る。千代女を訪ふに其日は他にあり、机上の硯をたづねて 夕顔やもの読捨た留守の窓 麦浪」とし、千代女の句「麦浪の旅館を訪ねて 雲の峰見上げて近ふなりにけり」も遺る。 (俳文学会員・山根公)

 

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