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千代女の謎

千代尼と深交を結ぶ俳人を教えて(4)

 ◎希因(きいん) 加賀金沢の俳人和田希因は北枝・支考・乙由に師事。伊勢派第一人者となり、門下に●更・麦水・二柳ら多くの中興俳人を輩出した。松任の千代女の家を訪ねた希因は<千代女の許にて 鬢水の手染にはやし庭の蔦>という句を詠む。鬢水は、髪を結うときに使う水のこと。髪につやを出すために、その水にびなんかずら植物をひたす人もあった。千代女の部屋の鏡台のそばに、その水を入れたぬり物の小さなうつわがあった。目を庭にやると、その水でいまそめたのかと思うばかり、蔦が紅の色もつややかに光っている、の意。 (俳文学会員・山根公)

●は門がまえに東

 

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