トップ > 石川 > 千代女の謎 > 記事

ここから本文

千代女の謎

千代尼の生涯での入集句の俳書数を教えて

 千代尼の俳諧活動は盛名を馳せたわりには一門を構える野心もなければ、自ら撰集出版もしていないが、諸国から彼女の名声にあやかろうと俳書入集句や序文・跋文などの依頼数は二百十五件(冊)に及び、承諾して投句している。初めて発句を寄せた俳書は一七二二(享保七)年刊の「鵜坂集」「北国曲」である。いずれも俳諧撰集で、鵜坂集は<おしめども春は留らで啼蛙><それぞれに名乗って出る若葉哉><夜噺の片手に着する頭巾哉>の三句、北国曲は金沢連中の一人として<池の雪鴨あそべとて明てあり 女ちよ>を収めている。  (俳文学会員・山根公)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索