トップ > 石川 > 千代女の謎 > 記事

ここから本文

千代女の謎

千代女の剃髪時期を教えて(上)

 温故編「木槿塚集」(宝暦四年十月刊)に初めて「尼素園」の俳号をみる。千代女五十二歳の時である。同年夏頃の韋流編「からるり」では「松任千代」のままで剃髪に至っていない。また、「木槿塚集」入集句四句は秋の句二句、冬の句二句。このことから、この年の晩秋から初冬にかけて剃髪したと思われる。内山逸峰宛千代女の手紙に「前略 これより法名にて御しり下さるべく候。ついて剃髪の句も御覧に入まいらせ候。髪をゆふ手のひまあけてこたつかな 尼素園 のかえしに、千代といふ女髪なふせしを神無月の頃きき侍りてよみて遺しける(以下次回に続く)」 (俳文学会員・山根公)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索