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千代女の謎

富永柳旨と千代尼の関係を教えて

 俳諧を嗜んだ富永柳旨(一七一二〜一七八七年)は上州宮崎(群馬県富岡市)の人で羽鳥一紅女の姉。享年七十六。柳旨は如白(雲裡坊門)の妻。能登俳人文帯(涼袋門)が柳旨と千代尼の手紙を運んだと察せられる資料五点が残る。そのうち、柳旨の発句に千代尼が批点(発句を批評して評点をつける)した手紙があり、たとえば「柳旨発句(柳旨筆)素園批点(素園筆)返草」には優秀句に二重丸、優良句に丸をつけ、「御言葉を尽し候」「くれ成言葉見えて残念」「おもかげありて紛多」などと批点している(「上州富永家の俳諧」)。 (俳文学会員・山根公)

 

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