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千代女の謎

白山市内の千代女句碑を教えて(20)

 行善寺境内には、高さ約二メートルの自然石に「何となき物のいさみやほととぎす」句が青色文字で刻まれ、「心見の」句碑と共に立っている。「何となき」の句は、初夏のころ、とりたてて何ということもなく、ほととぎすの声が発句への意欲をかきたてるかのように勇ましく鳴いている、の意。季語は「ほととぎす」(夏)。「姫の式」には「遠くから聞こえてくる鐘の音は、はっきりしない感じで流れていく。四月の空はぼんやりして、若芽は萌え出てにおいがしみ入るころ、一生懸命に針仕事に疲れた眼と心をやすめていた。(以下次回につづく)」。 (俳文学会員・山根公)

 

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