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千代女の謎

白山市内の千代女句碑を教えて(14)

 ◎「朝顔やつるべとられてもらひ水」句碑 松任図書館前庭(白山市古城町) 一九八七(昭和六十二)年十月建立。「誹諧耳底記」(俳論書、宝暦<一七五一〜六四>末年ごろ刊か)は、延享四年(千代尼四十五歳)に没した九十九庵風之がかつて酒堂(元文二年没、当時千代尼三十五歳)から日ごろ聞いた話を筆記しておいたものを刊行。その書には「朝顔や」となっており、「朝顔に」の句は若いころの作句。晩年の「千代尼句集」には「朝顔に」の句形で載るが、真蹟の中には「朝顔や」と記すものがあり、迷いがあったことをうかがわせる。

  (俳文学会員・山根公)

 

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