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石川そろばん・ピアノ 二刀流 中西君(粟ノ保小6年)全国大会入賞
「二刀流」で活躍だ。羽咋市粟ノ保小学校六年の中西一陽(いちよう)君(12)が九日、東京都内で、そろばんとピアノの全国大会に続けて出場し、英語読み上げ算の小学六年生の部で三位に、ピアノは五・六年A部門で奨励賞に輝いた。中西君は「そろばんで初めて三位以内に入り、『選手』と呼ばれうれしかった。緊張をすべて置いてきたので、ピアノもしっかり弾けた」とはにかんだ。 中西君は、そろばんは両親の経営する羽咋珠算学習道場で、ピアノは七尾市などで、いずれも三歳から始めた。どちらも毎日練習しているが、「やらんと気が済まなくなる」という性格で、ピアノは大会前に一日十時間の猛練習を積んだ。 そろばんは、同学年は三十人の出場。別の全国大会では六位で、念願のメダルだった。ピアノは、十二月末の地区大会を勝ち抜き、百七十四人が出場した全国大会同部門へ。初の全国だったが「曲との楽しい思い出を思い出しながら、最後は自由に弾けた」と話す中西君。銅賞に続く奨励賞を受けた。 バイオリンも習っている中西君。一つに絞ることを勧められることもあるが、その気はない。「努力したら、誰にでも勝てるチャンスがある。中学生になれば入賞は難しくなるけど、努力を大切にしたい」と心に誓う。 (林修史) PR情報
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