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明確な夢 持ち続けて 北京五輪競泳で銅 宮下さん講演

北京五輪の銅メダルを手に「明確な夢を持って」と語り掛ける宮下純一さん=いずれも金沢市文化ホールで

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 二〇〇八年北京五輪の競泳400メートルメドレーリレー銅メダリストでスポーツキャスターの宮下純一さん(35)が九日、金沢市文化ホールで「出会いに感謝−思い続けたオリンピック」と題して講演した。市内の小中学生百五十九人に向け、自身の経験を基に「明確な夢を持ち続けて」と呼び掛けた。(小坂亮太)

金沢市内の小中生に呼び掛け

 宮下さんは幼いころ、幼稚園のプールに入れないほど水が嫌いで、苦手を克服するために幼稚園の先生の勧めで水泳を始めた。週四回スクールに通い、十歳で全国大会に出場したといい「苦手に挑戦したことで道が開けた。やってみないと始まらない」と訴えた。

 中学生になって成績は伸びたが、友人と遊ぶ時間がなくなり「やめたい」と悩んだ時期もあったと告白。相談した先生から「壁は越えられる人に訪れる。おまえの越えるところを見たい」と掛けられた言葉に救われ、続けられたと語り、出会いの大切さを説いた。

五輪について調べた成果を発表する児童

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 水泳を始めた当初から「五輪でメダルを取る」という明確な夢を持ち、周囲にも宣言していた宮下さん。どの道を選ぶか迷ったときは、後悔しないよう自分で決めるべきだとして「夢がはっきりすればするほど、やるべきことも見える。自分の気持ち、意思を大事にして」とエールを送った。

 西小六年の小竹愛里さん(12)は「何でもやってみようという気持ちを持とうと思った。習っているピアノをできるところまでやってみたい」。大浦小五年の杉森夏帆さん(11)は「挑戦する姿勢を尊敬した。記憶が苦手な社会の勉強も頑張りたい」と話した。

 講演は市教委が企画し、市内七十九の全小中学校から代表の児童生徒が参加した。講演後には、学校ごとに準備した五輪に関する学習の成果を発表。五輪の歴史や、パラ五輪の競技種目を体験して感じたことなどを話し、感想や意見を交わした。金石中二年の吉田光希さん(14)は「遠いものだと思っていた五輪を身近に感じられた。画面越しでも応援という形で関わりたい」と話した。

 

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