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アツイ 夜の薪窯囲み酒 能美で3、4月 作陶体験参加を

薪窯を説明するやまぼうしの会の会員=能美市九谷焼陶芸館で

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 能美市九谷焼陶芸館で開かれている希少な薪窯(まきがま)「登窯(のぼりがま)」を使った作陶体験が人気だ。作品作りはもちろん、夜に窯から漏れる火を眺めながら飲むお酒も好評を得ている。陶芸愛好家でつくる主催者の「やまぼうしの会」は、三、四の両月にも体験の開催を企画しており、二十三日まで参加者を募っている。

 登窯は、薪をくべて焼成する窯。温度の不安定さや、薪の灰が作品に味のある風合いや色むらを生み、愛陶家の心をつかんでいる。

 登窯は三日間、火を絶やさずに作品を焼成する。その間、付きっきりで薪をくべ続ける。武骨な雰囲気の窯が姿を一変させるのは夜。オレンジ色の炎が漏れ出し、幻想的な雰囲気を醸す。集まった愛陶家の半数はお酒を持ち込み、火のぬくもりを味わいながら、陶芸談義などに花を咲かせる。

 作品の素地作りは三月三日午前十時から。登窯での焼成は四月十九日午前七時ごろに火を入れた後、同二十一日午後五時ごろまで続く。やまぼうしの会会員らが指導する。作陶体験の定員は十五人で、参加費は三千五百円。焼成見学は体験の参加者以外も無料でできる。

 やまぼうしの会事務局長の清野みちるさん(70)=能美市湯谷町=は「古風な仕上がりが薪窯の魅力で、初めて体験した参加者は『なんてすてきなの』と言ってくれる。友人同士で誘い合って参加して」とPRしている。(問)同館0761(58)6300 (吉野淳一)

 

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