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学んだ九谷焼 成果披露 中韓の陶芸家、市長を訪問

九谷焼の技法を取り入れた器を作った趙●さん(右)とキム・ギョボンさん=金沢市役所で

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 金沢市に滞在して作品を制作した中国と韓国の陶芸家二人が一月三十一日、市役所を訪れ、山野之義市長に完成した作品を見せた。

 二人は中国・景徳鎮市の趙●(ちょうきん)さん(37)と、韓国・利川市のキム・ギョボンさん(38)。金沢市と景徳鎮、利川両市がクラフト分野でユネスコ創造都市に認定されている縁で滞在し、一月二十〜三十一日の日程で九谷光仙(こうせん)窯(金沢市野町)の利岡光一郎さんに九谷焼の技法を学んでいた。

 二人はそれぞれ、大皿一枚と小さい茶わん四枚を制作。赤い染料で模様を絵付けする「赤絵」の技法を使い、金彩を施した。

 趙さんは、中国であらかじめ青い染料で絵付けした茶わんに、赤絵と金彩を加えた。「互いの町の要素を取り入れることで、両市をつなぐことができれば」と、茶わんにさらなる交流への思いを託した。

 キムさんは大皿の表に、自身の作品のテーマとしている「空飛ぶ魚」を、裏には金沢、景徳鎮、利川の三市を意味する三匹のチョウを描いた。「普段は青い絵の具で描いているので、違った雰囲気の作品ができた」と喜んでいた。

 作品はそれぞれの国に持ち帰る。山野市長は「今回の経験を生かし、自分の国でまた活躍してほしい」と激励した。 (堀井聡子)

●は「日」偏に「斤」

 

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