トップ > 石川 > 1月19日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

国立工芸館の金沢移転 県の方針巡り議会紛糾

運営費 最大限協力って「いくら?」

 東京国立近代美術館工芸館が金沢市内に移転した後の運営費の負担に、県と市が「最大限の協力」をする方針が十八日、県議会総務企画県民委員会で明らかになり、議論が一時紛糾した。「最大限とはいくらぐらいなのか」と質問が相次いだのに対し、県側は詳細が決まっていないとして「最大限としか言えない」と繰り返し、理解を求めた。

 方針は二〇一六年八月の移転決定時に県、市、文化庁、館を運営する独立行政法人国立美術館が決めた。県によると、当時取りまとめた文書には「運営は石川県、金沢市等の最大限の協力を得つつ国立美術館が行うこととする」と書かれ、運営は体制面のほか、経費負担も含まれている。

 委員会で運営についての質問があり、県側が方針を説明。複数の議員が「国立なのに、なぜ地元が最大限に運営費を負担するのか」などと追及した。大半を負担することになる事態への懸念も訴えた。

 企画振興部の吉住秀夫部長は「運営費自体まだ分からず、最大限がどれぐらいになるのか分からない」と述べるにとどめ、最終的には「過度の負担が無いようにしていく」と答えた。

 移転は、地方創生の一環として県が提案。「最大限」の内容は今後、協議していく。 (伊藤隆平)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索