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金沢味わうエッセー追加 泉鏡花文学賞の受賞作家

嵐山さん、中島さん 市HPに

 金沢市は、主催する「泉鏡花文学賞」の受賞作家が書き下ろし、市ホームページに掲載しているエッセーに、新たに二人の作品を追加した。賞の選考委員で二〇〇六年に「悪党芭蕉(ばしょう)」で受賞した嵐山光三郎さんと、一四年に「妻が椎茸(しいたけ)だったころ」で選ばれた中島京子さんがそれぞれ金沢を題材に作品を仕上げた。

 エッセーは「文学のまち金沢」としての魅力を発信しようと、市が一六年度から紹介している。これまでに小川洋子さん、村松友視さん、千早茜さんの作品を取り上げている。

 嵐山さんは「金沢おでんの誘惑」をテーマに執筆。高級料亭も立ち並ぶ金沢で、老若男女がおでんを囲む風景から「それこそおでんの具のように肩を並べて寄りそっていて、それも金沢の底力」と町の味わい深さを描いた。

 中島さんは「雨の金沢、月曜日の美術館」と題し、タクシー運転手との軽妙な会話を中心に「魅力があふれている街なのだから、いつ来てもいいし、いつでも来たい」と、さまざまな一面を持つ金沢の面白さをつづった。

 市は今後も年に二人ずつ追加し、二一年度以降に十人分をまとめたエッセー集として刊行する予定。市文化政策課の担当者は「受賞により、金沢と縁を結んだ作家たちの視点で町を描くことで、市民に関心を持ってほしい」と話した。

 二月十一日午後二時からは、中島さんのトークショーも金沢21世紀美術館で開かれる。入場無料だが、三十一日までに同課へ申し込みが必要。申し込み多数の場合は抽選。(問)同課076(220)2442 (堀井聡子)

 

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