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小松の文化 次世代に 那谷寺 日本遺産ライブアート

九谷焼について語らう吉田幸央さん(右)と咲妃みゆさん(中)ら=小松市の那谷寺で

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 伝統芸能の上演などを通して日本遺産を発信する「ニッポンたからものプロジェクト 日本遺産×ライブアート」が十一日、紅葉がピークを迎える小松市の那谷寺であった。金堂華王殿で二回公演があり、市内外の計三百五十人が小松の石文化を学んだ。

 文化庁と日本芸能実演家団体協議会(東京)が、地域の文化を次世代に伝えようと、昨年度から全国の日本遺産認定自治体で開いている。本年度は同市をはじめ十一市町で開催する。

 小松の石は建造物などに使われる石材のほか、九谷焼の粘土や鉱物など幅広い用途がある。「石と器と紅葉のカラフルライブ」と題して、それぞれの側面に伴う歴史や文化を踊りや落語などを通して紹介した。

 小松郷土民謡会は、かつて市内で栄えた金平鉱山の金堀唄と尾小屋鉱山のセット節を披露。九谷焼作家の吉田幸央さんはつぼや置物を見せ、「多様な伝統技法を一つの器に盛り込むのが特徴」と語った。小松に根付く歌舞伎にちなみ、日本舞踊家の花柳源九郎さんが長唄に合わせて春夏秋冬を表す舞を披露して締めくくった。地元の高校生らは出演者へのインタビューも体験した。

 元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の咲妃(さきひ)みゆさんと、同市にぎわい交流部の望月精司部長が進行役を務めた。咲妃さんは「小松の皆さんは伝統をしっかり守って魂を注いでいる」と語っていた。 (竹内なぎ)

 

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