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作風に古希の味わい 金沢美大卒業生が作品展

作品を手にしながら楽しむ観覧者=金沢市広坂で

写真

 古希を迎えた金沢美術工芸大の卒業生による作品展「古希展」が金沢市広坂の石川国際交流サロンで開かれている。「あの頃の、セブンティーンがセブンティになった」をキャッチコピーに多彩な作品が並び、訪れた人を楽しませている。十八日まで。(草野大貴)

 一九七一年に卒業した同期生十三人が出品した。絵画、工芸、磁器、写真など約百五十点が並んでいる。

 十三人は、教員やデザイナーなどとして活躍してきた。日本の美術、デザイン界をけん引してきた作家の作品は、いずれも目を引く。

 彫金の人間国宝に選ばれた中川衛さんは、洋館の窓から、明かりが漏れるさまを思わせる意匠の象眼の花器を出品した。

 大学時代、日本画を専攻していた小網重一(しげかず)さんは、漆塗りを陶器に施した「陶胎漆器」などを並べた。カニやカエルの蒔絵(まきえ)を施している。実際に手を触れることができるため目だけではなく、触感でも作品を楽しめる。

 本紙を購読している小網さんは「一生懸命に勉強していたころに比べ、みんなのびのびと制作している。また五十年の間に技術も上がり、作品自体も洗練されている」と話し、展示会の魅力を伝えていた。 

 

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