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マツタケ 県産も豊作 出荷倍増、例年の半額

店頭に並ぶ能登産のマツタケ=金沢市の近江町市場で

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 国産のマツタケが今秋、お買い得だ。主産地の長野県などで夏場以降、マツタケの生育に適した天候が続き、市場での取扱量が前年比で四割増加。卸値が五割ほど安い産地もあった。依然、高価とはいえ、「お得感」があり、石川県産も豊作で、売れ行きは好調だ。一方、比較的安価な輸入品は前年と比べ値上がり傾向で、数量も減少している。

 JA全農いしかわが取り扱う出荷量(九、十月)は昨年の百七十五キロから今年は三百八キロにほぼ倍増。卸値の平均価格も一キロ当たりが昨年の五万七千円から今年は三万五百円と半分ほどに値下がりした。担当者は「夏場は猛暑だったが、九月は雨の日が多く豊作になった」とみている。

 金沢市の近江町市場にある北形青果の北形謙太郎店長(41)は「値段は例年の二〜三分の一で、テレビや新聞で安いと聞いて買いに来る客が多い印象。能登産のマツタケは十月中旬がピークなので、数は少なくなっています」。夫と旅行で訪れた奈良県の日高陽子さん(72)は「高いものだから普段は買おうと思わないけど、こんなに安いのね」とうなずいていた。

 マツタケ 秋の高級食材として、炊き込みご飯や土瓶蒸しなどで使われる。マツタケは8月下旬から11月ごろまで採れ、9〜10月が最盛期。主に針葉樹のアカマツの木の根元に生える。人工栽培の研究が進められているが技術的に難しく確立されていない。マツタケの輸入先は中国がほとんどだが、米国やカナダ、韓国、トルコなどからも輸入されている。

 

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