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地域課題AIが解決!? 能美市、先端大生と活用模索

井出敏朗市長(右)から市政課題について説明を受ける学生=北陸先端科学技術大学院大で

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災害情報伝達 空き家管理

 人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)を研究する北陸先端科学技術大学院大(能美市旭台)の学生が、地元・能美市の地域課題解決に向け、AIなどの活用法を模索している。九月末には井出敏朗市長が同大を訪れ、市政の課題について説明した。学生は今月二十五日、井出市長に成果を発表する。(吉野淳一)

 学生は、研究の副テーマに「能美市の抱える地域課題」を据える十六人。データ分析やAIを活用したサービスを提供する「mynet.ai」(東京都)の梅野真也社長に助言をもらいながら研究している。市政課題の解決を目指した市と同大との連携は初めて。

 市は、人手不足で求められている省力化や市のPR、空き家の管理などにAIとIoTを活用し、産業活性と業務効率化を図りたい考え。連携は、専門分野を研究する学生ならではの発想を施策に生かす狙いだ。

 井出市長は九月二十六日、移住定住の促進や観光振興など四つのテーマで市政の課題を解説した。移住定住の促進の説明では、公共交通の充実や災害対策にAIなどが使えないか模索していると紹介。具体的には「災害避難情報を高齢者や障害者にタイムリーかつ詳細に、どうにか伝えられないものか」などと問題提起した。

 その後、学生は井出市長と意見交換した。「デマンド交通の実現には、どんな障害があると考えるか」と質問したり、「避難情報を伝えるアプリを作るのに、避難所の位置データなどを公開してほしい」などと要望したりした。

 

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