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絵本で能登の食文化学ぼぉ 国連大学高等研究所

OUIKが編集した絵本「ごっつぉをつくろう」=七尾市能登島向田町で

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編集者「食べ物に感謝の気持ちを」

 県内の動植物の研究や保全活動をする「国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)」は、能登の食文化を紹介する絵本「ごっつぉをつくろう」を制作した。山や海の食材の名前や調理方法などを細かく説明し、担当者は「子どもに食べ物に感謝する気持ちを学んでほしい」と話した。(中川紘希)

 OUIKは能登地方の九市町でつくる「能登地域GIAHS推進協議会」に委託され、絵本を編集。秋祭りで振る舞う料理「ごっつぉ」の食材を用意するため、きょうだいが一年を通して祖父母から農業や山菜採り、料理などについて教わるストーリーで、八月に約四百部を県内の図書館や能登地域の小学校に配布した。

 OUIK職員の小山明子(さやこ)さん(33)=七尾市能登島曲町=が制作を主導。能登の植物などを研究する金沢大の伊藤浩二特任准教授や地元住民ら約十五人以上の協力を受け、一年を費やして正確で詳細な情報を載せた。

 小山さんは「能登の暮らしは暦や季節の変化とともに進んでいる」と語る。絵本でも「大寒の日の水でみそを造ると長持ちする」「桜が咲いたらジャガイモを植える」などと紹介し、自然に囲まれた昔ながらの生活の様子がうかがえる。

 絵本はOUIKのホームページで公開し、教育用として希望者に提供している。(問)OUIK076(224)2266

 

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