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地域どうする 学生が探る

活動報告する岩松優奈さん(右)と野口あみさん=七尾市高階地区コミュニティセンターで

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移住者の悩みはこれ 七尾・高階地区

 七尾市高階地区の魅力や移住者の困りごとを8月から調査してきた大学生2人が9日、高階地区コミュニティセンターに住民40人を集め、報告会を開いた。

 2人は、早稲田大3年の岩松優奈さん(20)と関西学院大1年の野口あみさん(19)。市地域おこし協力隊員の任田和真さん(27)とともに移住者8人に聞き取り調査をした。

 自己紹介する機会がなく、近隣住民の名前が覚えられないといった移住者の悩みが分かった。報告会ではそれらを住民に伝え、「集会などでは名札を作って」と提案。地域の言葉の意味も説明してあげてはどうかと呼び掛けた。

 住民とあいさつを交わしたりインターホンを鳴らさずに玄関に入ったりと、都会ではできない経験ができたという。「いつか高階に戻りたい」と話すと、会場から拍手が起きた。 (中川紘希)

聞き取り調査の結果を伝える下河玲花さん(左)と伏見優希さん=中能登町東馬場で

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班超え交流の場を 中能登・東馬場

 中能登町東馬場で移住希望者向けに生活情報を調べていた大学生二人が九日、同地区公民館で報告会を開いた。

 関西学院大三年の下河玲花さん(21)と宇都宮大一年の伏見優希さん(19)は八月十三日に活動を開始。住民二十人から区費や地域行事、集落内の組織について聞き取った。

 報告会では、住民二十五人に結果を公開。移住希望者には分かりにくい「万雑(まんぞう)」と呼ばれる区費の仕組みや、女性会や壮年団の活動について細かく記した。十九日まで活動する伏見さんが、住民から受けた指摘を資料に反映させる。

 下河さんは「班を超えて交流する場があればもっと盛り上がるのでは」と提案し、伏見さんは「住民が優しく声を掛けてくれ、のどかな土地だと感じ、うらやましく思った」と話していた。  (中川紘希)

イカ釣り漁船船主の蟹豊文さん(左)から現状や課題を聞き取る新倉仁美さん(中)と松本伊織さん=能登町小木で

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イカ釣り漁の現状は? 能登町

 能登町が抱える人口減少などの課題を探るため、東京大の学生二人が、同町小木地区を拠点にフィールドワークを行っている。住民への聞き取りや小学校での出前授業などを通じ、解決策を考え提言していく。

 学生は法学部二年の新倉仁美さん(20)と、教養学部一年の松本伊織さん(19)。地域課題を解決するリーダーを育てる同大のプログラムで、八月三十日から今月十八日まで滞在する。

 十日は、全国有数の水揚げ量を誇る同地区のイカ釣り漁の現状を知るため、県漁協小木支所を訪れた。

 漁船船主の蟹豊文さん(58)が「最大の課題は後継者不足」と説明すると、松本さんは「気仙沼のマグロ漁師のように、都会から乗組員を募集するのはどうか」と提案。蟹さんは「船上の集団生活はチームワークが必要で、地元の人の方が連帯感が生まれやすい。ただ、最も重要なのはやる気と体力。多くの人に仕事を魅力に感じてもらえるよう環境を整えたい」と答えた。

 聞き取りを終え、新倉さんは「漁師の仕事や生活が具体的に分かった。将来は国家公務員になりたく、地方創生を考えていきたい」と話した。二人は来月以降も同地区に通い、二月に実習の成果を住民らの前で報告する。   (加藤豊大)

 

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