トップ > 石川 > 9月11日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

翠星高のコメ 国際規格挑む 品質管理 GAP審査開始

職員や生徒から説明を受け、建物内をチェックする認証マネージャー(右)=白山市の翠星高で

写真

 白山市の翠星(すいせい)高校は十日、農業生産工程管理の国際規格「グローバルGAP」の認証公開審査を受けた。同校職員や生徒が認定会社の審査員に、農薬使用時や衛生面のリスクにどのような対策をとっているかなどを説明した。今後は指摘を受けた点に関して対策をまとめて再び審査を受け、問題がなければ十一月に認証を受ける見込み。認証されると、北陸三県の高校では初めてになる。

 生物資源コースで農学分野を学ぶ三年生八人、二年生四人でつくる「翠星GAP隊」が、昨年九月から準備を開始。「コシヒカリ」「ゆめみづほ」など四種類の米の栽培での認証を目指している。専門家などを招いた講習会をこれまでに二十回以上受けてきた。

 この日は、認証会社SGSジャパン(横浜市)の認証マネージャーが職員や生徒の説明を受けながら、農薬の配置方法や使用時の手順書が適切かどうか、米に不純物が交ざらない対策をとっているかなどを確認。栽培記録や各種点検記録といった書類審査もあり、同校生徒のほか、県内外の農業関係者ら約三十人が見学した。

 GAP隊代表の一人、三年の江尻大和さん(18)は「夏休みを返上して農場内の荷物を整理し、建物を掃除するなど一致団結して取り組んできた。認証を受けたら米を通じて翠星高や白山市、石川県をPRしていきたい」と話していた。

 グローバルGAPは二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの会場などで提供される農産物の調達基準になるため、県は対策強化に取り組んでいる。 (冨田章午)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索