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開幕 安宅まつり

 小松市安宅町の安宅まつりが七日、開幕した。初日は、同町宮獅子保存会による獅子舞と、各町持ち回りで担ぐみこしがあった。昼ごろまで雨が降り続いたが、その後は晴れ渡り、住民は笑顔で、町自慢の伝統芸能を披露した。(長屋文太)

みこしを笑顔で担ぎ上げる住民

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みこし 勇壮

 みこしは安宅住吉神社で、金色の鳳凰(ほうおう)の飾りなどを載せる神渡式の後、午後三時ごろに出発した。二日間かけて安宅町内にある九つの町と義仲町の男性有志が交代しながら担ぐ。

 重さは一・五トンあり、全員で息を合わせないと持ち上げることすら難しい。担ぎ手は「わっしょい、わっしょい」と陽気に声を掛け合いながら、町内をにぎやかに回った。みこしに付いていき、住民の勇ましい姿をシャッターに捉える写真愛好家の姿や、軒先からみこしを応援する地元住民も多く見られた。

勇壮な舞を見せる会員=いずれも小松市安宅町で

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獅子舞 華麗

 加志太郎・八町内会長(55)は「町内がこれから一年間、楽しく仲良くやっていけるよう力を合わせてやっている」と話した。

 保存会による獅子舞は、朝から始まった。約三十人の会員が、町内の家々を一軒ずつ回り、迫力ある舞を見せた。

 長さ約五メートルの獅子の胴を模した伽耶(かや)に、小中学生が乗って太鼓をテンポ良く打った。十八歳以上の会員は、獅子の周りを軽快に跳びはねて、棒を振りかざし、獅子と勇ましく向き合った。ベテランの会員は、獅子頭を激しく揺り動かした。

 今年は、有志会員で、タチバナの文様の木札と鯉口(こいぐち)シャツをそろえ、気持ちをさらに高めて臨んだ。

 棒を振った町出身の会社員田中伊吹さん(22)=名古屋市南区=は「事前の練習は十分できなかったが、体が覚えていた」と手応えを話した。太鼓を打った安宅中学校一年の橋空弥さん(13)は、「バチが太鼓の縁に当たらないよう頑張った」と笑顔だった。

 

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