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食事を囲んで 健康の知識を 近岡町会と医療機関コラボ

食と健康の集いでストレッチをする参加者=金沢市近岡町で

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高齢者に好評「おしゃべりも楽しみ」

 金沢市近岡町町会で取り組む「食と健康の集い」が、地域の高齢者に人気だ。食事を楽しみながら、健康づくりの知識を深めてもらおうと、町会や民生委員らが今年から始めた。看護師ら専門家に話を聞くことができ、高齢者の居場所づくりにもつながっている。(堀井聡子)

 同町の複合医療センター「メディカル・エステル」で六日、三回目の集いが開かれ、高齢者五十八人が集まった。センターにある医院「金沢なかでクリニック」の看護師と管理栄養士が、骨粗しょう症の予防法や塩分控えめの食事などをアドバイス。肩甲骨のストレッチもした。最後は施設内の食堂「金沢タニタ食堂」の栄養バランスが取れた定食を食べながら、会話を弾ませた。

 初回から参加している竹腰陽子さん(75)は「集いで話を聞いてから、食事のときにゆっくりかんで食べるようになった」と変化を実感。武田栄子さん(75)も「初めて教わることは多い。友人と食事しながらおしゃべりできるのも楽しみ」と喜んでいた。

 集いは、同市鞍月校区の敬老会「親寿会」の会員を募る一環で始めた。近岡町町会の横山義孝会長は「年を重ねると、健康は共通の興味。集いに来れば、たまにしか会えない人にも会えるし、外に出るきっかけになる」と話す。

 協力する医療機関にも、病気になる前に指導できるメリットがある。センターを経営する医療法人社団「ヤベツ会」の米田洋事務局長は「病院は病気になったら行く所というイメージがあり、病院で予防講座を開いても人が集まらない。地域と協力し定期的に集いを開けば、予防の意識も変わる」と期待する。集いは年に数回開かれる予定。

 

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