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総湯には何持ってく 慶大生 山代で“マイかご”調査

マイかごの中身をイラストにして展示した伴野綾さん=加賀市の山代温泉総湯で

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 共同浴場を利用する時にシャンプーやせっけんを入れて持って行く「マイかご」。慶応大環境情報学部三年の伴野(ともの)綾さん(20)が温泉地ではおなじみのこの習慣に着目し、加賀市の山代温泉総湯で利用客百人のかごの中身を調査した。成果を披露する「どうゆ〜カゴ???展」が六日、同総湯で始まった。あなたのかごはどんなかご?(小室亜希子)

 伴野さんは静岡県三島市出身。人口減少に伴う地域課題の解決策を探る市のプロジェクト「PLUS KAGA(プラスカガ)」に二〇一七年度、二期生として参加した。現地調査の中で地域住民が毎日のように総湯を利用していることに驚き、総湯文化を再発見する切り口としてマイかごの調査を始めた。

 集めたサンプルは男性五十一個、女性四十九個の計百個。中身を見ると、同じ時間帯に来る子どもにお茶をお裾分けするためのコップがあれば、体を洗うためにたわしが入っている女性が三人もいた。洗面器に取っ手を付けて手作りしたかご、ぬれないようにシャワーキャップをかぶせたかごもあり、いろんな工夫に思わず「へ〜」という言葉が口を突いて出る。

 展示では、これらのかごの中身を一つ一つイラストに描き、透明なビニールに印刷して窓辺につるした。「総湯が交流の場であり、大切な生活の一部であることが分かった。ステキだな、と思う」と伴野さん。東京でも展示の機会を探りたいという。九日まで。午前六時〜午後十時。

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