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スダーンさん「指揮でき幸せ」 OEK あす故岩城さんメモリアル公演

故・岩城宏之永久名誉音楽監督の写真が置かれた舞台でリハーサルする岩城賞のソプラノ吉田珠代さん(左端)と指揮のユベール・スダーンさん=金沢市の県立音楽堂で

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 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の創設に尽力した初代音楽監督の故・岩城宏之さん(永久名誉音楽監督)をたたえるメモリアルコンサートが八日午後二時から、金沢市の県立音楽堂である。今月から首席客演指揮者を務めるオランダ出身のユベール・スダーンさんが指揮する。(松岡等)

 毎年、岩城さんの誕生日だった六日前後に開催。委嘱作品を初演するが、今年は同音楽堂洋楽監督でもある作曲家池辺晋一郎さんの「この風の彼方(かなた)へ−オーケストラのために」を演奏する。今年の岩城宏之音楽賞を受賞するソプラノ歌手吉田珠代さん(福井県鯖江市出身)は、モーツァルトのアリア「シェーナとロンド『どうしてあなたを忘れられましょう』」を披露する。六日はリハーサルに臨んだ。

 スダーンさんは二十二歳の時、オランダに演奏のため訪れていた岩城さんと出会い、その招きで来日を果たした。その後、東京交響楽団の音楽監督も務め、現在は岩城さんのおいが日本でのマネジャーを務めるなど縁が深い。

 スダーンさんらは六日会見し「思い出がいっぱいで、指揮できるのは幸せ」と感慨深げに語った。池辺さんは「岩城さんの要請というより命令で洋楽監督をしているが、今も金沢に来ると一挙手一投足に岩城さんの影が見える」と心情を吐露。今年三十周年を迎えたOEKについては「地方オーケストラで最も成功している。発信力、地元から支持される力があり、世界のモデルになれると信じている」と述べた。

 コンサートではプロコフィエフ「古典交響曲」、モーツァルトの交響曲第三十五番「ハフナー」も演奏する。

 

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