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石川

故平山郁夫さん 平和への思い 代表作40点を展示

シルクロードの作品などが並ぶ会場=七尾市中島文化センターで

写真

きょうから中島文化センター

 日本画家の故平山郁夫さん(一九三〇〜二〇〇九年)の巧芸画や木版画など四十点の作品展が、六日から七尾市中島文化センターで開かれる。平和への思いを込めて描いた平山さんを代表するシルクロードを題材にした作品などが並ぶ。九日まで。(松村真一郎)

 平山さんは、十五歳のころに広島で被爆した経験から、平和を求める作品を数多く残した。シルクロードの風景や京都、奈良の古寺など、仏教に関する作品が多い。

 企画展では、二十九歳の時に描き、仏教に関する作品として世に認められた初めての作品とされる「仏教伝来」や、シリア中部の世界遺産で、二〇一五年に過激派組織「イスラム国」(IS)によって破壊されたパルミラ遺跡を描いた作品など、シルクロードを舞台にした作品を展示する。

 鮮やかなオレンジ色の朝焼けや深い青で表現した夜、山肌の陰影といった美しい風景描写が描かれている。

 五日は、関係者が会場で作品を並べる作業をした。企画展を主催する絵画展企画会社ほるぷエーアンドアイ(大阪府)の市原清人代表(62)は「七尾は大雨の影響を受けたと聞いているので、絵を見ることで生きる希望を持ってもらい、被災者を勇気づけられる作品展にしたい」と話した。

 作品は販売もされ、収益の一部は、日本ユネスコ協会連盟の東日本大震災子ども支援募金に充てる。会場では、横山大観や東山魁夷らの作品三十点も展示する。午前九時半から午後五時半までで、入場無料。(問)市原さん090(8649)0405

 

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