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これが山中節の景色 新スポット 展望広場完成

温泉街の家並みや山々を一望できる展望広場=加賀市山中温泉薬師町で

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 加賀市山中温泉に、温泉街を一望できる展望広場が完成した。「忘れしゃんすな 山中道を 東ゃ松山 西ゃ薬師」と山中節に歌われる景色が広がり、新たな立ち寄りスポットとして人気を集めそうだ。

 展望広場は、約三十年前に廃業した旅館「百峰閣」の跡地に市が整備した。温泉街手前から道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」方向に抜ける国道364号沿いで、崖地の上部にある。全体の広さは千百平方メートル。二台分の駐車スペースがあり、崖地の下部には小さな広場を設けた。

 展望広場の眼下には、瓦屋根の家並みが山々に抱かれるようにして広がる。遠く東方向の山の中腹には漆器の神様を祭る東山神社が見え、広場のそばには「薬師さん」と慕われる温泉の守護寺「医王寺」がある。かつての山はマツが多く生え、山中節で「松山」と歌われたという。

 旧百峰閣の建物は長年放置され、地元では安全面が憂慮されてきた。四日の完成式で、山中温泉町内会連合会の畑務さんは「ようやく安心の生活を取り戻せる」とあいさつ。宮元陸市長は「今にも山中節が聞こえてきそう。自慢の場所になってほしい」と期待した。総事業費は一億三千四百万円。 (小室亜希子)

 

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